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サンレッド聖地巡礼・15話 サンレッド聖地巡礼 14話 ▽ 15話 ▼ 16話 サンレッド聖地巡礼のメニュー 09-01-18更新 random_imgエラー:ご指定のファイルがありません。アップロード済みのファイルを指定してください。 話は、 南武線 川崎市民の足、南武線。 遅くて本数少なくて混んでるので、もうちょいなんとかしてほしい。 武蔵新城 武蔵新城は南武線で溝口(武蔵溝ノ口)のひとつ川崎寄りの駅です。 このブルーが住むマンションは、どうやら駅前にある、マンションのようです。 手前にあるスーパーは「クリシマ」という地元のスーパーみたいですね。ロゴマークがほぼ同じです。 ストリートビューで見たのがこちら↓ サンレッド聖地巡礼 14話 ▽ 15話 ▼ 16話 サンレッド聖地巡礼のメニュー サンレッド聖地巡礼のメニューにもどる トップページにもどる - -
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「ああ~…いよいよ始まっちゃいましたね」 ヴァンプ様は落ち着きなくそわそわしながら、闘技場に立つレッドを見つめる。 「ね、ね。大丈夫ですよね、レッドさん。ああ~、あの人の強さを疑うわけじゃないけれど心配だなあ…もし殺られ ちゃったりしたら大変だよ。抹殺すべきヒーローを他の人に倒されたなんてなったら、皆にどう言えばいいのか… あ、そうなったらなったで世界征服に一歩近づくわけだし、ここはむしろあっちの星熊勇儀さんを応援すべきかも。 でも私達以外の誰かがレッドさんに勝っちゃうってのも複雑な気分だし…あ~も~、ホントどうしよう、私」 「…とりあえず、静かに観戦してはいかがでしょう」 「そ、そうですね、ジローさん!よーし、見るぞー!」 身を乗り出し、食い入るように闘技場を睨み付けるヴァンプ様である。 そんな彼を呆れ顔で見つめて、魔理沙はジローとコタロウに小声で問うた。 「なあ。このオッサン、ちゃんと世界征服できてるのか?」 「…ノーコメントとさせていただきます」 「…ま、毎日頑張ってるんだよ、ヴァンプさんは」 「そっか…」 それで全てを察した魔理沙は、静かに口を閉ざしたのだった…。 「それにしても、いきなり星熊勇儀とは…サンレッドも運がないわね」 「ふむ。それは聞き捨てなりませんね」 パチュリーのその言葉に、ジローは少々気分を害したように反論する。 「身内贔屓と誹られるかもしれませんが、私はレッドの戦闘力は幻想郷に在ってもそうそう並ぶ者はいないと見て いますよ」 「そうですよ。レッドさん、おっそろしいくらい強いんですから!」 ヴァンプ様もジローに続くが、パチュリーは首を横に振った。 「別に、彼が弱いなんて誰も言ってないわ…レミィが気にかけているくらいだもの。相当の力の持ち主なのは確か でしょうね。だけど<語られる怪力乱神>星熊勇儀が相手となれば、分が悪いと私は見るわ」 「その、星熊勇儀さんって…そこまで強いんですか?」 「まあ、口で説明したってピンと来ないでしょうけど―――」 「―――見りゃ分かるさ。嫌でもね」 答えたのは、幼い少女の声。一同が振り向けば、そこには長い二対の角を備えた小さな鬼。 彼女―――伊吹萃香は瓢箪に口を付け、酒を煽りながら語る。 「百聞は一見に如かず。千聞とてまた然り。いくら言葉を重ねようと、あいつの―――星熊勇儀の力を計り知る事 は出来ないさ。ま、それを知るのは…あの赤マスクが大地に沈む瞬間だろうけどね」 「あ、あの…」 ヴァンプ様は、遠慮がちに萃香に話しかける。 「確か、トーナメントに出ていらっしゃる…伊吹メロンさんでしたっけ?」 「…あん?」 ぴくりと、萃香は眉を持ち上げた。 「あんた…今、なんつった?」 「え?伊吹メロンさんじゃ…」 「違います…伊吹萃香ですよ、ヴァンプさん」 妖夢が、冷汗と共に訂正した。 星熊勇儀と並び称される伊吹萃香―――彼女がその気になれば、ここにいる全員が束になっても敵うまい。 この場において怒らせてはならない危険人物№1は、間違いなく彼女である。 「す、すいません!人様の名前を間違えるだなんて、とんだ失礼を…<スイカ>と<メロン>を間違えるなんて… ぷ、ぷぷ…ご、ごめんなさい…スイカとメロンって…ぷーっ!す、すいませんすいません!笑ったりして私ったら ほんと…で、でも…ひーひひひ!すいません萃香さん!」 謝りつつ、自分の発言に大ウケするヴァンプ様。彼は今、自分がすごい勢いで地雷を踏み抜いている事に気づいて いない。萃香はといえば、身体をぷるぷると震わせて今にも噴火寸前といった有様である。 誰もが血の海に倒れ込むヴァンプ様の無残な姿を思い浮かべたその時。 「ぎゃははははっははははっはははははははははっはっはははひぃぃーーーひひひひっひっひいひいいいい!」 当のメロン、もとい萃香は、腹を抱えて笑い転げた。 「い…い…<いぶきスイカ>だから<いぶきメロン>ってか…ぷ、ぷ…あはははは!ダメだぁ、可笑しすぎるぅ! さてはあんた、私を笑い殺す気だね!?うわははははははは!は、腹がヤバい、捩れるぅ!スイカにメロンって… これはイケる!今世紀一番の大ヒット!あははははは!よーし、後で勇儀や天子ちゃんにも教えてやろうっと!」 見てる方がドン引きするような勢いで大笑いする萃香。 どうやら震えていたのは怒っていたのではなく、バカ受けしていたからのようであった。 恐るべきは、鬼のギャグセンスである。 とにもかくにも、ヴァンプ様は生命の危機を乗り切ったのであった。めでたしめでたし。 「…まあ、こいつはほっとくとして。一回戦からヤバい相手に当たったって事だけは確かだぜ?」 「そうね。はるばる外の世界から参戦したっていうのに、気の毒に」 「大丈夫」 悲観的な意見を述べる魔理沙とアリスに対し、コタロウはにっこりと笑った。 「レッドさんだって、ムチャクチャ強いもの」 「―――そうだよね」 ヴァンプ様はコタロウを見つめ、しっかりと頷いた。 「相手が誰だって…レッドさんなら、きっと勝ってくれるよ!」 「私は心配など、これっぽっちもしていませんよ」 ジローは不安の欠片も見せず、牙を見せて不敵に言い放つ。 「我々が星熊勇儀の力を知らぬように、貴女方とてサンレッドの強さを知らない―――予告しましょう。彼はこの 闘いに必ずや勝利し、皆を驚かせると」 「ふーん…これも美しい友情ってやつかね」 意地悪く言いながらも、魔理沙はどこか優しげに顔を綻ばせた。 「ま、ここで知り合えたのも縁か。この試合、私もサンレッドを応援してやるよ」 「うん!バッチリ応援よろしくね、魔理沙ちゃん!」 コタロウがグイっと立てた親指に、魔理沙も笑って親指を立て返す。 それを横目に、アリスは呟いた。 「それにしても、長々と話し込んで大丈夫なの?試合はもう始まってるのに」 「そうよ!こんなバカ話してる間に見逃したなんてなったらいい笑い者だわ」 「アリス、そしてメディスン。それについては無問題ですよ」 やたら自信ありげに妖夢が言い放つ。 「漫画的時空の発生によりまして、我々がさっきまでだらだらとくっちゃべっていたのは現実時間にしてたったの 2~3秒ということになっております」 「私達、すごい早口だったんだ…」 (※このセリフはメディスン・メランコリーのものですが、これも現実時間にして0.01秒の間に放たれました) ―――と、いうわけで。試合開始から数秒。 先に動いたのは、勇儀だ。 「ここは、先手必勝でいかせてもらうよ―――」 空に舞い上がり、抑えていた妖力を解き放つ。漏れ出した強大な気配は竜巻の如き圧力を伴い、勇儀を中心に うねり、渦巻き、蹂躙する。この勢力圏内に迂闊に立ち入ろうものなら、それなりに力のある妖怪であっても瞬時 に灰と化すだろう。 だがレッドはそれを、微動だにする事なく受け止めていた。荒れ狂う大蛇を思わせる力の奔流をかわすのではなく、 むしろ真正面から迎え撃ち、己の闘気で逆に抑え込む。 ひゅう、と勇儀は口を鳴らした。 「そう来ないとね。これくらいの脅しで顔色を変えるようなら、興醒めしてたところだ」 「ガタガタ言ってんじゃねー。さっさと来いよ」 「ははは、急くな急くな。勝負はこれから、これから―――」 勇儀は指先に妖力を込め、宙に円を描くようにくるくると回す。 その軌跡は、光を纏う無数の円輪と化す。 「怪輪―――<地獄の苦輪>」 数十、数百の光輪が一斉にサンレッド目掛けて飛来する。レッドは一瞬でその動きを読み切った。 最小限の動きでかわし、掻い潜り、避けられぬなら自らの拳で粉砕する。 「いい動きだね―――なら、これはどうだ?」 「っ!」 見れば、レッドの周囲を取り囲むように光輪が集まっていた。それは次々に融け合い、混ざり合い、一つの巨大な 円環となる。 「枷符―――<咎人の外さぬ枷>」 勇儀が右拳を強く握り締めると同時に、光の円環が収縮し、レッドを締め上げ、身動きを封じる。 『おっと、サンレッド油断したか!これでは動けないぞ!』 「ちっ…!好き勝手言ってんじゃねー!」 忌々しげに実況席を睨み付けるが、相手はその間も待ってはくれない。 「続けていくよ…今度はちょっと、派手にね」 動けないレッドに向けて、その両掌を向ける。それはまるで、標的を捉えた砲門だった。 「力業―――<大江山嵐>」 掌から放たれた、無限に等しい妖力弾がレッドに叩きこまれる。 大地が抉られ、巻き上がる土砂が、レッドの姿を覆い隠した。 『こ…これは終わったか!?星熊勇儀、試合開始早々の怒涛の攻撃だ!サンレッド、果たして無事か!?第一 試合からいきなり死者が出てしまうのかっ!?』 実況アナ・射命丸文の解説にも力が入る。だが、次の瞬間。 「―――っらぁぁぁぁぁぁぁっ!」 土砂の中から飛び出す、赤い影。レッドは全身の力を込めて己を縛る枷を引き千切り、鬼へと迫る。 「しゃあっ!」 強烈なヒジ打ちが、勇儀の顎を捉えた。さしもの鬼も衝撃を殺せず、地に落ちる。 間髪入れず、太陽の戦士が追撃する。 「ダララララァッ!」 目にも止まらぬ左のハイキックの三連撃。 「かはっ…」 「おおおおおっ!」 渾身の力を以て、鳩尾に右のショートアッパー。たまらず膝を折り、体を折り曲げる。 その隙に、既にサンレッドは勇儀の目の前から消えていた。 垂直にジャンプし、太陽闘気(コロナ)を燃え上がらせる。 「―――コロナアタック!」 火花を散らして猛る大火球を、大地目掛けて投げつける。 破壊をもたらす光が激しく明滅し、世界は真紅に染まり、轟音が闘技場を揺さぶった。 跡には、隕石が激突したかのようなクレーター。星熊勇儀はその中心で倒れ伏し、指一本動かない。 『サンレッド、防戦から一転して凄まじいまでの猛攻!最強妖怪の一角・星熊勇儀がまさかの大苦戦だぁ!勝負 はここで決まるの』 かぁ!?と、言い切る事は出来なかった。倒れていた勇儀がバネ仕掛けの如く飛び起きたからだ。 首をコキコキと鳴らしながら、口に溜まった血をぺっと吐き出す。 全身に傷を負い、衣服は既に襤褸切れと化していたが、その覇気に満ちた横顔には一切の翳りがない。 「今のはちょっと、効いたよ。けど、これで終わりと思ってもらっちゃ困るね」 笑ってそう言ってのける。 その頑強さに観客達はどよめくが、闘技場に立つサンレッドには動揺は見えなかった。 「だろうな…アレで決まってたら、ガックリくるトコだ」 「そりゃあ杞憂というものさ」 肩を回しながら、美しき鬼は天体戦士の前に立つ。 瞬間、レッドの全身を貫くような悪寒が奔った。 「サンレッド…あんたは、確かに強い」 勇儀の全身から、暴風雨の如く鬼気が漏れ出していた。 それは永き時の中で熟成された、不動にして不滅の鬼気だ。 「久々だよ。あたしの全部を見せられる相手は…全力で闘える敵は―――!」 勇儀が放つ妖力が膨れ上がり、大地が揺れる。天には乱雲が渦巻き、雷鳴が轟く。 「とくと見よ…鬼族が四天王・星熊勇儀―――<怪力乱神を持つ程度の能力>を!」 <怪力乱神> <怪>即ち、怪異にして超常たる存在。 <力>即ち、並ぶものなき剛力。 <乱>即ち、天地を乱すが如く。 <神>即ち、神妙不可思議なる全て。 総じて人智を、理解を、現実を超越せし概念。 古の賢人が語らざる物語。 その体現者にして語り部こそが星熊勇儀。 故に、彼女を知る者はこう謳う―――<語られる怪力乱神>! 獅子の鬣(たてがみ)の如く逆立つ金の髪。 大きく、長く伸びていく爪牙。 血のように紅く染まる瞳が、大きく見開かれた――― 「…ここまでだね」 観客席で、伊吹萃香はそう呟いた。 「勇儀がああなった以上、サンレッドにはもう、勝ち目はない」 「な、何を言ってるんです!まだ分かりませんよ!」 「そうだよ!レッドさんは負けないもん!」 「分かるさ」 ヴァンプとコタロウの抗議を遮り、短くそう答えた。 「あいつの<怪力乱神を持つ程度の能力>ってのは、妖力を使って説明のつかない、不可思議な現象を起こす 能力―――今の勇儀の姿は、それを純粋に戦闘能力の強化につぎ込んだ状態だ」 そして、続けた。 「あいつがこの世に生まれ落ちて数百年―――誰が相手だろうと、あれを使った勇儀が力勝負で負けた事なんざ 一度もないんだよ」 変貌した星熊勇儀の姿を目にしたサンレッドが次に視界に捉えたのは、迫り来る拳だった。 「くっ…!」 両腕を上げてガードするが、何の意味もなかった。 身体そのものが力任せに吹き飛ばされ、世界がぐらりと回る。 音を置き去りにする速度で弾き出されたレッドに、勇儀は一瞬で追い付いた。 「力業―――<大江山颪(おろし)>!」 妖力を全身に纏わせ、一撃で山をも砕く拳を、雨霰と降らせる。 散々に打ち据えられたレッドは耐え切れずに苦鳴を洩らす。 その首元を右手で掴まれ、宙吊りにされた。 不意に、その手が離され――― 「四天王奥義―――」 右の一撃が、サンレッドの脇腹を砕いた。 身悶える暇も与えてくれず、左の拳が側頭部(テンプル)を痛打。 そして、最後の三撃目。 地球の核をブチ抜くような踏み込みから放たれたのは、天を貫くような右のアッパーカット。 レッドはたっぷり十秒もの間、発射されるロケットの気分を味わい――― 同じ時間をかけて、飛び降り自殺者の気分を味わい――― 大地に、叩き付けられた。 「―――<三歩必殺>!」 破壊的にして圧倒的。 太陽は今、恐るべき力を持つ鬼の前に、砕かれた――― 誰もがそう思い、ある者は星熊勇儀に歓声を送り、またある者は必死にサンレッドの名を呼んだ。 文は興奮を隠しきれない様子で叫ぶ。 『星熊勇儀、恐るべし!その真の力の前にサンレッド、手も足も出ず!今度こそ勝負ありか!?』 「…いや。まだだな」 呟き、戦況を見守る審判・映姫に目をやった。 「決着が付いたなら、あんたが黙って見てやしないさ―――なあ、閻魔様」 「その通りです。まだ、白黒はっきり付いてはいない」 幻想郷の審判全てを司る存在は、答えた。 「彼にはまだ、闘う意志がある―――白か黒かは、まだ分かりません」 「どっちでもねえ。赤だよ、俺は」 そう言って。 サンレッドは、立ち上がった。 「一見かっこよさげですが、よく考えると何を言いたいのかよく分からないセリフですね」 「ほっとけよ。あんたと話してる暇はねー」 相当なダメージを被ったはずだが、その言葉に怯えの響きは一切ない。 絶望的なまでの力の差を見せつけられたにも関わらず―――まるで、心が折れていない。 眼光鋭く、星熊勇儀を睨み付けた。人差し指を、彼女に向けて力強く突き付ける。 「こちとら、あのバケモンを倒さなくちゃならねーんだからな」 『お…驚きました!サンレッド、まだやる気だ!しかし、彼我の力の差は歴然としている!何か策があるのか!? それとも自棄になったのか!?彼の真意はどっちだ!』 「策なんざ、ねーよ」 レッドはそう吐き捨てる。 「へえ…けど、自棄になったって顔でもないね」 勇儀は、楽しげに口の端を吊り上げる。 「全力で、やるだけだ」 熱い風が、吹き抜ける。 「星熊勇儀―――俺はきっと、期待してた。テメーみたいな奴が現れるのを、待ってたんだ」 異常なまでの力を持て余す日々。 ヒーローとしてこれ以上なく恵まれた才能を持ちながら、それを発揮する機会もなかった。 強敵が欲しい――― その思いは彼の中で、ずっと燻っていた。 そして、今。 「ありがとよ―――おかげでやっと…本気のブン殴り合いができるぜ!」 サンレッドの太陽闘気(コロナ)が、極限まで高まった。 より真紅(あか)く。 更に灼熱(あつ)く。 遥か頂点(たか)く。 何処までも強靭(つよ)く! 荒ぶる太陽神(ヒュペリオン)の名を受けて、今、紅き勇者は焔の戦神と化した! 「雄々しく激しく、正義が吼える―――!」 情熱が漲る。灼熱が溢れる。爆熱が荒ぶる。 日輪の煌きの中、サンレッドがその姿を変えていく。 両腕と両脚に、古代ギリシャ神殿の支柱を模した装甲。 胸部を覆う、頑強な鎧(アーマー)。 頭部には、無骨な兜を思わせるオーバーメットが装着された。 今まさに、天体戦士サンレッドがその真の力を解き放つ時が来たのだ! 「天体戦士サンレッド・剛力形態―――<ヒュペリオンフォーム>!」
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本編の主人公。世界の平和を守るため、悪の組織フロシャイムと戦うヒーロー。なのだが、ヒーローにあるまじき粗暴な性格であり、戦闘時にもマスクしか被っておらず、それ以外はTシャツにサンダルという格好。(というより、何故かマスクだけは日常的に被っている)フロシャイムとの戦闘時以外は、かよ子の家で寝て過ごすか、パチンコに明け暮れている。所謂ヒモ。
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サンレッド 4(4) (No) サブ登場話題名 作者名 031 隠し砦の三覆面(+α) ◆yCCMqGf/Qs 048 それぞれの信じるモノ ◆EHL1KrXeAU 056 正義 VS 正義 ◆CMd1jz6iP2 069 灼熱の赤が燃える ◆KQoCua90H 内田かよ子 登場回数 1(1) 022 究極の闇 ◆40jGqg6Boc ヴァンプ将軍 登場回数 1(1) No 登場話題名 作者名 023 宿敵 ◆asM5JTiUrc
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サンレッド聖地巡礼・11話 サンレッド聖地巡礼 9話 ▽ 11話 ▼ 12話 サンレッド聖地巡礼のメニュー 08-12-23更新 random_imgエラー:ご指定のファイルがありません。アップロード済みのファイルを指定してください。 11話は、サンレッドで一番不評かもしれない怪人、アントキラーが登場。でも、本来は怪人って性根が悪いような気もするけど・・・ 仕事には真面目なのは、やっぱりフロシャイム怪人。 ジャノサン(ジョナサン)外観 溝の口の駅前にある、飲食店を集めたビルです。 ジョナサンのロゴはほぼそのままですね。 主入口はペデストリアンデッキに接続する中2階で、撮った場所はその脇側の路上になります。 少し引いて見るとこんな感じですね。奥がバスターミナル(その奥が東急の駅)、左奥がJRの駅(2枚目の写真の階段様の構造物は駅のもの)、右がNOCTY1です。 そういえば、昔は写真のあたりに駅の改札があったんですよねぇ。懐かしい。 サンレッド聖地巡礼 9話 ▽ 11話 ▼ 12話 サンレッド聖地巡礼のメニュー サンレッド聖地巡礼のメニューにもどる トップページにもどる - -
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サンレッド聖地巡礼・6話 サンレッド聖地巡礼 5話 ▽ 6話 ▼ 7話 サンレッド聖地巡礼のメニューにもどる 更新履歴 主要なもののみ 11月13日病院の外観写真2枚追加 地図 08-11-13更新 random_imgエラー:ご指定のファイルがありません。アップロード済みのファイルを指定してください。 6話は、溝口をモデルにした場所が登場。さらに田園都市線2000系とはマニアック。 それにしても、西東京支部の将軍、智将というべきか恥将というべきか・・・ 溝の口病院 どうやら帝京大学溝口病院のようですね。 高津駅すぐ、田園都市線からも見える建物です。 って、え、工事中?どういうことなの・・・ それにしても、中をずいぶんリアルに描いていますが・・・実際のものをモデルにしたのでしょうか・・・?巡礼として見に行ける場所では無いですが・・・ 温泉まんじゅう 「ははや」と書いてあるので調べてみたら、「本家ちちや」という有名店が草津温泉にあることが判明。ちゃんとモデルがあるとはwwwおそらく、袋もそっくりなんでしょうね。 (「本家ちちや」の公式サイト) まんじゅうの包装もそっくりですね。ただ、よく見るとアニメの方は中央の紋を消した上で「ははや」に変えてあります。芸が細かいw 饅頭の画像は「本家ちちや」より引用 ちなみに、紙袋の方に紋が描いてありますが、これも当然ですが少し変えているようですね。 東急2000系電車 将軍が乗った電車です。 田園都市線を走る東急の2000系電車ですね。 「東横線」というコメントが多かったですが、東横線で走るのは外見はそっくりな9000系電車です。こちらは9000系を田園都市線用にマイナーチェンジした田園都市線の車両です。 ちなみに、2000系電車は3編成のみの少数派。しかも、東武線に直通できないという使い勝手の悪さから、3編成全てが走りうるのはラッシュ時だけで昼間は基本的に1編成しか走らない(しかも土日は走らないことも)というレアな存在なので、溝の口駅で待っていてもなかなかお目にかかれません。もっとも、運用が限定されている分、調べて行けば会えるかもしれません。 blankimgプラグインエラー:ご指定のファイルがありません。アップロード済みのファイルを指定してください。 写真はウィキメディア・コモンズから引用。 車内 車内は違うところが多いですね(座席やドアの色など)。モデルにしたのが違う車両かと思います。車両の電光掲示板の形状で特定できそうな気はしますが。 公園 またしても公園・・・謎・・・ サンレッド聖地巡礼 5話 ▽ 6話 ▼ 7話 サンレッド聖地巡礼のメニューにもどる トップページにもどる - -
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天体戦士サンレッド FIGHT.01 FIGHT.02 FIGHT.03 FIGHT.04 FIGHT.05 FIGHT.06 FIGHT.07 FIGHT.08 FIGHT.09 FIGHT.10 FIGHT.11 FIGHT.12 FIGHT.13 FIGHT.14 FIGHT.15 FIGHT.16 FIGHT.17 FIGHT.18 FIGHT.19 FIGHT.20 FIGHT.21 FIGHT.22 FIGHT.23 FIGHT.24 FIGHT.25 ※ここに記載の情報は放送当日または翌日の情報です。 FIGHT.01 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 sm4818847 13 00 1961 226 sm4818747 13 00 822 144 公式動画跡地→ca4807954 FIGHT.02 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 sm4890095 13 00 2322 522 公式動画跡地→ca4884265 FIGHT.03 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 sm4965282 13 00 1770 321 sm4967097 13 00 182 45 公式動画跡地→ca4949900 FIGHT.04 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 sm5037741 13 00 829 96 sm5039351 13 00 1059 12 公式動画跡地→ca5021777 FIGHT.05 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 sm5108502 13 00 777 92 公式動画跡地→ca5094598 FIGHT.06 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 公式動画跡地→ca5159490 FIGHT.07 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 sm5246402 13 00 638 57 公式動画跡地→ca5205580 FIGHT.08 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 sm5315714 13 00 492 35 sm5315738 13 00 525 10 公式動画跡地→ca5223114 FIGHT.09 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 sm5386674 13 00 640 29 公式動画跡地→ca5369638 FIGHT.10 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 sm5462511 13 00 166 5 公式動画跡地→ca5369645 FIGHT.11 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 sm5528510 13 00 683 36 公式動画跡地→ca5490960 FIGHT.12 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 sm5598046 13 00 477 18 sm5598610 13 00 43 2 公式動画跡地→ca5493765 FIGHT.13 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 sm5669880 13 00 601 65 公式動画跡地→ca5645429 FIGHT.14 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 sm5742801 13 00 512 22 公式動画跡地→ca5669611 FIGHT.15 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 sm5797734 13 00 624 29 公式動画跡地→ca5692413 FIGHT.16 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 sm5797734 13 00 624 29 公式動画跡地→ca5759842 FIGHT.17 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 sm5862236 13 00 14441 878 公式動画跡地→ca5859154 FIGHT.18 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 sm5995031 13 00 1071 92 公式動画跡地→ca5885919 FIGHT.19 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 sm6066496 13 00 170 10 公式動画跡地→ca5922328 FIGHT.20 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 sm6141904 13 00 780 31 sm6142238 13 00 433 15 公式動画跡地→ca6022496 FIGHT.21 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 sm6214837 13 00 219 13 公式動画跡地→ca6075173 FIGHT.22 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 sm6285667 13 00 302 20 公式動画跡地→ca6075208 FIGHT.23 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 sm6355822 12 59 345 19 公式動画→ca6183669 FIGHT.24 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 公式動画→ca6183704 FIGHT.25 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 公式動画→ca6408623 FIGHT.26 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 sm6568255 13 00 294 13 公式動画→ca6408645
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サンレッド聖地巡礼・第4話(その1) 08-11-14更新 アニメで初めて川崎市高津区を脱出。舞台は東京都へ!(ただし川崎市から1kmと離れない) サンレッド聖地巡礼 3話 ▽ 4話(その1) ▼ 4話その2 巡礼メニューにもどる 更新情報08.10.29二子玉川駅改札1枚、高島屋全景2枚、高島屋地下1階1枚 08.10.30写真が大きすぎたので小さく 列の向かい側のパン屋・メロン?パンの写真追加 08.11.01写真の大きさを戻す代わりにサムネイル化。 「BEMUZ」の写真を追加 08.11.02画像ファイル名変更 その1とその2に分割 画像を追加。 08.11.09溝の口駅ホームの写真を追加 08.11.14駅長事務室の看板の画像・写真を追加 駅長事務室(地図…4A) 東急の駅の事務室にある看板です(ユニバーサルデザイン?)。 うーん、まさかこんなに同じとは・・・ 写真は溝の口駅のもの。ここにあります。 でも、電車に忘れて、届け出て間に合うって、よほどの長時間停車・・・ 二子玉川駅で大井町線の電車に忘れたと考える方が、折り返しの時間がある分だけ自然・・・って、どうでもいいですね。 あと、これってまるで警官の制服・・・ 溝の口駅前(地図…4B) オープニングに登場する場所と同じ駅前ペデストリアンデッキ上の喫煙所が一瞬登場します。 溝の口駅(地図…4C) まさにそう書いてありますが、溝の口駅のホームにある駅名板です。 実際には看板と電車の距離がもう少し離れており同じ構図は難しいと思われます。 なお、09年6月の大井町線延伸の際には、アニメで田園都市線の電車が停まっている線路は大井町線が使用し、田園都市線は同じホームの反対側に移るため、同じような構図は下りホームでしか見られなくなります。 引いて見ると、こんな感じです。 東急8500系電車 ヴァンプ様達が乗った電車は、田園都市線の電車です。車両は東急8500系というもので、田園都市線では良く見かける(が急速に数を減らしている)電車です。 二子玉川駅(地図…4D) 二子玉川駅の改札ですね。細部に違いはありますが、ほとんどそのままです。 サンレッド聖地巡礼 3話 ▽ 4話(その1) ▼ 4話その2 巡礼メニューにもどる サンレッド聖地巡礼のメニューにもどる サンレッド関連の単語の一覧にもどる トップページにもどる - -
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川崎市街地より離れた山中―――そこでは川崎市の悪党達が集結し、大きな円陣を組んでいた。 その中心では、二人の男が睨み合っている。 一人は超金属戦士・ヒム。 もう一方は、まるで冗談のように巨大な男だった。長身のヒムが、子供のように小さく見える。 (サンレッド抹殺のための、新しい刺客か…その実戦訓練の相手役を買って出たはいいが…) 異様なのはその身体の大きさだけではない。筋骨隆々とした肉体の上に乗っているのは、獰猛な野獣の頭部だ。 闘争心と覇気に満ちた瞳に射抜かれ、ヒムは戦慄する。 (ただデケえってだけじゃねえ…コイツの発する闘気が、実際以上に大きく見せてやがるんだ!) 震えが止まらない。だが、それは恐怖に起因するものではない――― (こんな野郎がいたとはな…面白ぇ!) ヒムは戦士だ。その冷たい金属の身体に、熱き魂を宿す闘士だ。強敵との闘争は彼にとって忌避でなく、むしろ歓迎 すべきことだった。 ザッ!両雄は大地を踏み締め、拳を固く、硬く、堅く握る。 (これ程の相手に、小手調べなんざ意味がねえ。オレの最強の技で、一気に勝負をかけるぜ!) ヒムの右手に闘気が集中し、恒星の如く眩い光を放ち始める。 それこそが彼の編み出した奥義―――真っ向から全ての力を込めて、敵をブチ抜く――― 単純明快、されど一撃必殺! 「オォォォォォォォォラナックルゥゥゥゥゥゥッ!」 咆哮と共に叩き込まれた拳―――直撃すれば山の一つや二つは軽く消し飛ばす破壊力を秘めた驚異の必殺技。 それを、眼前の野獣に向けて渾身の力で撃ち抜いた。 「…な…!」 驚愕の呻きは、攻撃した側であるヒムから洩れた。 全力の闘気拳を―――野獣はその分厚い胸板で、あっさりと受け止めていた。 「かんたんナこトだヨ」 野獣の口から、不明瞭な発音で言葉が漏れる。 「キミの闘気ヲ、もっト強い闘気デ、おさエ込んダだケ」 そして野獣のターンが始まる。 「ガアアアアアアアアアアアッ!」 天地を引き裂く野獣の雄叫び。 撃ち込まれた腕を引っ掴み、まるで子供が人形を振り回すような動作で、ヒムの身体を大地に叩き付けた。 「が…はっ…!」 凄まじい衝撃に息が詰まり、全身が錆び付いたように動かない。 それで、決着だった。 「…なるほど。あれが<獣皇カサス>か」 その成り行きを見守っていたフロシャイム川崎支部・ヴァンプ将軍は、傍らに佇むエニシアに目を落とす。 「奴の噂は私も聞いた事がある。ルール無用の地下怪人闘技場において五百戦無敗を記録したという生ける伝説… まさか<エニシア軍団>に身を寄せていたとは思わなかったがな」 悪の姫君・エニシアは誇らしげに頷く。 「そう。彼こそは我等の軍団において最強の漢…パワーとスピードに優れた獣人型の怪人。その中でもトップクラス の戦闘力を誇る、恐るべき狂戦士。それが<獣皇カサス>よ。今までは外国で活動してもらってたけど、サンレッド 抹殺のため、此度川崎へと来てもらったわ」 「しかし…あんなとんでもない奴をよく配下にできましたね」 「一体、どうやって味方に引き入れたんです?」 「それハ…ボクたちノ夢のたメ…」 戦闘員1号・2号が口にした疑問に対し、答えたのはカサス自身だ。 「夢?」 「そウ…夢」 遠い目をして、カサスは言い募る。 「どうセ世界征服すルなラ…カワいイ女の子と共ニ…そんナ想いデ、ボクたちハ姫様ニ従っテいル」 「…ああ。そっか」 「理解できました…」 要するにエニシア軍団とは、世界征服願望を持ったロリコン共の集会なのか。 何だかなあ。 「だが…確かに、強え…それも、とんでもなく」 ようやく立ち上がったヒムは、荒く息をつきながら語る。 「確かにコイツなら、倒しちまうかもしれねえ…サンレッドを!」 そう―――<獣皇>の二つ名は伊達ではない。 彼は間違いなく、サンレッド抹殺のために降り立った最強の魔人だ。 「クククク…しかし、頼もしくも恐ろしい漢よ。サンレッドを抹殺した暁には、その力で我等フロシャイムに牙を剥こう というのだからな…くくく」 「忘れたわけではないでしょう?我々は所詮、サンレッドを葬るまでの仮初の同盟…覚えておくことね。世界を支配 するのは、私達の方よ」 挑発的に口の端を吊り上げるヴァンプ様に対し、挑戦的に言い放つエニシア。 (今の私達、すっごく悪の組織っぽくない?)と二人はちょっと自分に感激しちゃったりしていた。 ※この世界の悪は、様式美を重んじています。御了承下さい。 ―――さて、気になる獣皇カサス対サンレッドの結果は? それは戦闘開始から五秒。 レッドさんの閃光のようなボディブローで膝が落ちた所を、狙い澄ましたアッパーカットで顎を砕かれ、獣皇カサス は多摩川上流河川敷にて怪人生初のKO負けを喫したのでした。 か、勘違いしないでよねっ!これはレッドさんが強かっただけでカサスが弱いんじゃないんだからねっ! と、ツンデレ風に決めてみても結果は変わらない。 今日も青い空と燦々輝く太陽の下で、悪の皆さんは正座させられ、真っ赤なヒーローに説教されるのだった。 天体戦士サンレッド ~偽サンレッド現る!?フロシャイム、驚愕の思惑 たっぷり一時間の説教が終わり、レッドさんは帰っていった。 その後姿を見送りながら、世界征服を企む悪党共はやっとこ一息つく。 「いたたたた…足が痺れちゃったよ、もう…」 「レッドの奴、本当に説教好きですよねー…」 「自分はヒモのくせして…」 もはや御馴染の光景、ブー垂れるヴァンプ様と戦闘員である。 「つーか、何でオレまで説教されなきゃいけなかったんだ…」 完全に巻き添え食らった形のヒム。さっさと帰ればよかったのに、律儀な男であった。 「…ごめン…なんカ…ボクガあっさリ負けちゃっタせいデ…みんナ、説教さレちゃっテ…」 ションボリするカサスだが、皆はそんな彼に優しい声をかけた。 「そんな事ないよ、カサスくん。君はすごく頑張ったよ!」 「そうっすよ!あんなん、レッドの奴がどっかおかしいだけですよ!」 「気にする事ないよ、カサス。それより病院行かないと…ええっと、保険証持ってたっけ?」 「ウン、姫様…ボク、ちゃんト<国民健康保険>入ってルかラ。アフ○ックにモ加入してルかラ(笑)」 ※世界征服も身体が資本です。 「そっか。じゃあヴァンプさん、私はカサスに付き添って病院に行くんで、今日はお疲れ様でしたー」 「うん。エニシアちゃんにカサスくん、お疲れ様ー」 病院へと向かう二人を見送って、残されたヴァンプ様一行は溜息をつく。 「今回は、結構いけるかと思ったのになあ…」 「ほんと、どうやったらレッド倒せますかねえ」 「もう核兵器でも落としますか?じゃなかったら、Pちゃんのソーラーレイとか!」 「ダメだよ。そんな事したら、罪のない川崎市の皆さんまで死んじゃうでしょ?」 「そっかー。一般人巻き込むわけにはいきませんよねー」 「うーん、じゃあどうします?」 「こんなんはどうだ?並行世界から別のサンレッドを連れて来て、この世界のサンレッドと闘わせるんだ」 「もう、ヒムさんったら。スパ○ボじゃないんですから」 「ははは、悪い悪い。冗談だよ」 「…え?ちょっと待って、ヒムくん」 その会話の何処かが、ヴァンプ様の琴線に触れたらしい。ヒムの肩を叩き、真面目な顔で問う。 「今、何て言ったの?もう一度お願い」 「え…?いや、サンレッドとサンレッドを闘わせたらどうかって…」 「それだよ!どうして今まで思いつかなかったんだろ!」 ポンっと手を叩き、ヴァンプ様は小躍りする。 「レッドさんを倒すにはレッドさんだよ!もうそれしかないよ!」 「え?え?あの、話が見えてこないんですけど…」 「もしかして、本当に並行世界に行こうってんですか?いくらフロシャイムの科学力でも、それは…前に使った例の 異次元への扉を開ける装置も、動作が不安定という事で使用禁止になりましたし…」 「違う違う。そういうんじゃなくて<サンレッドでサンレッドを倒す>っていう発想の事を言ってるの――― ヒーロー物じゃ定番のアレだよ、アレ」 ヴァンプ様は、大きく手を広げて宣言した――― 「私達で造ればいいんだよ!偽サンレッド…そう、サンブラックを!」 後日。かよ子さんのマンション。 「…で?そのサンブラックだかブラックサンだか造るのに、何で俺んトコに来てんだよ」 イライラした様子の―――つまりはいつものレッドさんが、ヴァンプ様を睨む。 今日のTシャツは<爆破オチ>だ。 「ええ、ですから…完全にレッドさんそのものの偽者を造りたいんです。それで…」 ヴァンプ様はへらへらにこにこ、揉み手しながらレッドさんにレポート用紙を差し出す。 「これにレッドさんの詳細なデータを記入していただければ、と」 「…お前…俺がんなもん書くと思ってんのか…?」 「ええ、どうかお願いします。レッドさん抹殺のためにも、レッドさんの力を貸してください!」 「ヴァンプ…お前、矛盾って言葉知ってるか?」 「え、そりゃあ知ってますよ。それが何か?」 「何か、じゃねー!何処の世界に命を狙ってるヒーローを抹殺するのに、そのヒーローの協力を仰ごうとする悪党が いるんだよ!」 「目の前にいるじゃないですか」 「開き直ってんじゃねーよ!その顔面を麻酔抜きで人力整形したろか!?」 レッドさん、当然の事ながらブチ切れである。 「もう、そんなイジワル言わないで協力してあげなさいよ」 と、お茶と一緒に助け船を出したのは、かよ子さん。 「<正義と悪>の前に<ご近所さん>でしょ?これも付き合いよ」 「付き合いで抹殺されろっていうのかよ」 「抹殺されないように闘えばいいじゃないの」 「…かよ子…お前、どっちの味方だよ…」 「んー…どっちかというとヴァンプさんの味方かしら」 ヒーロー物の定番・ヒロインの裏切りであった。レッドさんは文句を言う気力もなくしてお茶を啜る。 「あの…レッドさん。この用紙は置いていきますんで…ほんと、気が向いたらでいいんで」 「帰れ」 「…えーと」 「か・え・れ」 静かな声が、逆に恐ろしかったという…。 「…お、お邪魔しましたー」 そそくさと帰っていくヴァンプ様を尻目に、レッドさんは頬杖をついて舌打ちする。 そして、レポート用紙に目を落とした。 「はい」 ボールペンを差し出し、微笑むかよ子さん。 「分かってるわよ、あんたの性格くらい。ねっ、優しいヒーローさん」 「…ちっ」 ―――翌朝。 新聞受けを覗いたヴァンプ様は、そこにレポート用紙を見つけて、大いに喜んだという。 そして用紙に記載されたデータを元に、フロシャイム本部の脅威の科学力によって、遂にサンブラックが完成した! 対決の日。いつもの公園。 「くっくっく、見よサンレッド…これがサンブラックだ!」 ―――そこには、バトルスーツを着たサンレッドそっくりのロボットがあった。 違いといえば名前の通り、色だけ真っ黒な所だ。 「ほ~…よくできてるけどよ、俺はもうちょいハンサムじゃねーの?」 マスクにハンサムもクソもなかろうが、まあお約束のセリフである。 「それよか、問題は性能の方だろ?俺そっくりってんならよ、強さも同じなんだろうな?手間かけさせておいていつもの 通りワンパンチで終わりってんなら、説教じゃすまねーからな」 「ふふふ…そのような心配などせずともよいわ。この対決が終われば赤き太陽は堕ち、世界を闇で包むべく、暗黒の 太陽が新たに昇るのだ!」 ※ヴァンプ様はこの口上を徹夜して考えました。 「さあ、往けい!悪しき漆黒の太陽・サンブラック!真紅の太陽を絶望の闇で塗り潰すのだ!」 スイッチ・ON。 遂に!遂に!遂にサンブラックが起動――― プシューッ…………プスプスプスプス 「あ、あれ?動かないし、何か煙が出てるんだけど…どうしましょう、レッドさん」 「どうしましょう、じゃねーよ!そっちが造ったもんだろーが、ったく…」 ゴンゴンとサンブラックを叩くレッドさん。 その拍子か、サンブラックの目が怪しく輝き――― 足裏のジェット噴射が作動し、大空へとかっ飛んで――― 爆発した。 「…えーと。これはその、つまり…」 ヴァンプ様は必死に言い訳を探していた。まー何言っても無駄だろうなーとは薄々分かっちゃいるんだけど。 「いずれはレッドさんも、あんな風に爆殺してやるぞ!という心意気の現れでして…ははは…」 「…遺言はそれだけか…?」 「…………(通夜のような沈痛な面持ち)」←ヴァンプ様 「…………(鬼神のような憤怒の面持ち)」←レッドさん この日のサンレッドの説教は、実に五時間にも及んだという。 ―――天体戦士サンレッド。 これは神奈川県川崎市で繰り広げられる、善と悪の壮絶な闘いの物語である!
https://w.atwiki.jp/nicoten/pages/580.html
サンレッド聖地巡礼・20話 サンレッド聖地巡礼 18話 ▽ 20話 ▼ 21話 サンレッド聖地巡礼のメニュー 09-03-09更新 random_imgエラー:ご指定のファイルがありません。アップロード済みのファイルを指定してください。 ちょ、つぶやきさん、生きてたんですね!(お約束) つうか20年・・・まさかそれ芸暦・・・? 溝口西口商店街 オープニングに登場する、お馴染み溝口西口商店街です。写真は再掲です・・・って、OPと構図が違う!撮りなおさなければ・・・ 居酒屋「二の鉄」 西口商店街内に位置する居酒屋です。こちらもオープニングにも登場する店ですね。 店名を変えてないですが、ということは許可得て使ったんでしょうかね・・・? 客がいるから近寄ったシーンについては同じように近寄って撮るわけにもいかないのが苦しいところです。しかも冬は防寒用のスクリーンが・・・ 秋に撮っていたのがこちら。スクリーンがないとこんな感じになります。 なお、アニメじゃ電車の音がしていましたが、実際にもま後ろに電車が走ってます。 夜の街へ・・・ これは駅と逆側、1話に登場した吉野家の角から脇に入る道です。右のダクトや「つくね」の文字で居酒屋「たまい」本店の前だと解ります。 blankimgプラグインエラー:ご指定のファイルがありません。アップロード済みのファイルを指定してください。 ちなみにこちらが右の店に寄ったところ。確かに「つくね」とあるのです。 blankimgプラグインエラー:ご指定のファイルがありません。アップロード済みのファイルを指定してください。 サンレッド聖地巡礼 18話 ▽ 20話 ▼ 21話 サンレッド聖地巡礼のメニュー サンレッド聖地巡礼のメニューにもどる トップページにもどる - -